2018年のFIA・F1ワールドチャンピョンシップでは400万人以上(4,093,305人)を動員した。これは平均して20万人もの人が週末サーキットに訪れた事になる。
なんと、シーズンの3分の1に当たる7つのグランプリが20万人以上を動員している。
イギリス(シルバーストン):340,000人
メキシコ(エルマノス・ロドリゲス・サーキット):334,946人
オーストラリア(アルバート・パーク・サーキット):295,000人
アメリカ(サーキット・オブ・ジ・アメリカン):263,160人
シンガポール(マリーナベイ・ストリート・サーキット):263,000人
ベルギー(スパ・フランコルシャン):250,000人
ハンガリー(ハンガロリンク):210,000人
そして2017年シーズンに比べ、観客動員数を2.7%伸ばしている。以下に10%を超える増加率のグランプリを記載した。
アゼルバイジャン(バクー市街地コース):+31.6%
オーストリア(レッドブルリンク):+27.6%
日本(鈴鹿サーキット):+20.4%
カナダ(ジル・ヴィルヌーブ・サーキット):+11.4%
日曜日だけの観客動員数でいうと1,702,959人だ。1グランプリ平均して81,093人の観客が、ルイス・ハミルトンや他の19人のドライバーのテクニックを楽しんだ。シルバーストンでは140,500人がセバスチャン・ベッテルの勝利を見届け、メキシコグランプリでは135,407人がルイス・ハミルトンの5度目のワールドチャンピョン決定を祝福した。
2018年にはフランスとドイツの2つのレースが追加され、ポール・リカール・サーキットで315,000〜150,000人、ホッケンハイムで165,000人の観客を動員した。それにより、マレーシアGPの消滅で失われた110,604人を補った。グランプリの数が20から21に増加した事により、観客の動員数は2017年から2018年で7.83%の増加となっている。
F1のコマーシャルオペレーション担当マネージングディレクター、Sean Bratches氏は次のように述べた。「各グランプリには20万人近くの観客が集まり、シーズン中の日曜日のレースには8万人以上の観客によりグランドスタンドが埋めつくされています。そのため、F1は成長していることを実感しています。特に観客の満足度に関して行われたデータにとても満足しています。それは、我々の観客数を増やす努力がうまくいっているという証明にもなると考えます。グランプリの週末のショー、つまりF1レース、すべてのサポートシリーズ(F2,GP3など)やライブなどのアクティビティー は観客数の増加により良い影響を与えました。しかし、我々はF1にはまだ大きな可能性を秘めていると強く信じており、サーキットや市街地コースを訪れる人に楽しい体験をしてもらえるよう全力で取り組んでいきたいと思います。」
ここで他のスポーツの観客動員数と比較していく。
決勝日の日曜には平均して81,093人がレースを観戦する。これは2017/18シーズンのブンデスリーガ(1試合平均44,657人)とチャンピオンズリーグ(平均46,630人)を観戦した人々のほぼ2倍の人数となっている。また、2017/18年の平均試合観戦者数67,405人を記録したNFLや、今年最も重要なスポーツイベントであるロシアのサッカーワールドカップでの1試合あたり平均47,371人と比較しても、決勝日の日曜の平均観客動員数は多くなっている。ちなみにモスクワでの決勝は78,011人が訪れた。
レース(試合)日数には違いがあり一概には言えないが、F1がとても多くの観客を動員していることがわかる。
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